シナリオ 89/100まず、幼馴染5人の友情を描いたRefrainは本当に素晴らしかったです!
今までにプレイしたKey作品の中でもトップレベルの感動ではないでしょうか
「この世界の秘密」が明らかとなり、真人、謙吾、恭介が自分の思いをぶつけてくるシーンは涙が止まりませんでした
ただ、欲を言えばそこにたどり着くまでの各ヒロインごとのルートの印象が少し薄かったかなと思います
どのヒロインのシナリオもいい出来であるは確かで、うるっとくることもあったのですが
CLANNADの風子ルートや、ことみルートのように号泣するということはありませんでした
共通ルートはギャグ満載でプレイしていてとても面白かったです
真人は愛すべき馬鹿ですね
Refrainをクリアした後にもう一度すべてをプレイしてみると、
受ける印象が変わってまた違う楽しみが得られます
また、各所にちりばめられた伏線もきれいにまとめられていて良かったです
Refrainまでたどり着くまでは長いですがどれだけ時間をかけてでも最後まで見てほしいです
Refrainこそがリトルバスターズの本質であり、Keyのすごさだと思います
途中で諦めてしまうのにはもったいない作品です
サウンド 84/100ED曲の「Little Busters!-Little Jumper Ver.」を始め、
「遥か彼方」 「Song for friends」など、ボーカル曲は非常に素晴らしい出来でした
ただ、自分の場合どうしても最初にプレイしたCLANNADと比べてしまい、
感動という点においてはCLANNADの方がやや上に感じました
それでも場面の盛り上げ方など、BGMを十二分に生かしていたと思います
キャラクター 93/100男キャラが本当に最高です
真人や謙吾は本当にいいキャラしてますし
恭介は兄としても人としてもかなりカッコいいです
物語の上でもこの3人は重要となってきます
Keyは本当に男キャラを描くのが上手いですね
各ヒロインも個性たっぷりでよかったです
クドの「わふーっ」や小毬の口調など強く印象に焼きついています
個人的に好きなのは
クド、小毬、鈴、はるちんですね
グラフィック 87/100これはKey作品の特徴でもあるんですが背景がとても綺麗です
細かいところまできちんと描いてあり、ストーリーを盛り上げていました
CGも情景を見事に表していて、心惹かれます
特にLast Episodeの真人、謙吾、恭介のCGが好きです
キャラの立ち絵も良かったですね
クドや小毬の斜め45°の立ち絵はやばかったです
卑怯なくらいに可愛すぎます
一番好きな角度ですね
ひとつ難点をつけるとすれば稀にCGでキャラの顔バランスが崩れているところでしょうか
といってもそれもほんのわずかで、それほど気になるものではありませんでしたが
システム 88/100このリトルバスターズの魅力はミニゲームにあると思います
野球のバッティング練習、バトルは面白すぎて何度もやってしまいました^^
特にバトルは武器の種類がすごく豊富で、
「こんなもので戦えるのか!?」とおもわず突っ込んでしまいました
スキップやメニューの表示に関して言うことはありませんね
反応も早く、不満な点はほとんどないと思います
また、Refrain後にプレイすると一部の結果が変わってくるのも良かったです
やりこみ要素が多くあり、長く楽しみたい人にもおススメです
総合評価 88/100さすがはKeyの作品
大いに笑わせてくれて、感動も与えてくれました
各キャラごとのシナリオが理樹と鈴の成長に繋がっているところも良かったです
リトルバスターズが散り散りになってしまった時、以前の理樹では諦めてしまっていたでしょう
みんなと別れてしまった時、立ち止まってしまったでしょう
それを乗り越えていこうとする「強さ」に心を打たれました
やはり「友情」というテーマは大きかったですね
恋愛色もそれほど強くないと思うのでこういうゲームを初めてやる方にもおススメできます
未プレイの方はぜひ一度プレイしてみることをおススメします
以上でレビューは終わりです
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
語彙が貧弱ですみません
たぶんこのレビューで伝わる面白さの3倍以上は面白い作品です
初めてのレビューなのでご指摘、ご意見・ご感想等ありましたらぜひよろしくお願いします
それでは~